特殊清掃の大きな魅力
父が所有をしているアパートで、2週間後に病死されたことが発覚した事件があったのは6年前の話です。
7月の気候もあって、アパートの周辺の部屋の人が変な匂いがするということで管理をお願いしている不動産に連絡がありました。部屋の主の方は亡くなられて2週間が経過しており、遺体は腐乱が始まっていたと言っていました。
警察によって遺体が搬送されてから、その住民の親族などを調べてもらったのですが、連絡もとることが不可能となってしまい、行政の方に任せました。
しかし、異臭のする部屋をそのままの状態にしておくことはできたいため、このような時に特殊清掃をしてもらえる業者を不動産に捜してもらったのです。
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実際には見てはいなかったようですが、とにかくウジやハエなどが湧いて、悪臭という以上のものが漂っていたそうです。そのような状況の中でもきちんと元通りにきれいにしてくれるという特殊清掃に依頼ができ、すぐに現地入りしてくれたため、悪臭の漂う物からどんどんと運び出して行かれました。
特殊清掃は、2DKの部屋の遺品の整理をひとつ、ひとつ、大切だと思われる物と不用な物を区別して、どんどんと運び出していたそうです。
ずっと、特殊清掃が入ってからは立ち会いを父もしており、気分が悪くなったと言っておりました。どんな状況か想像もつきません。そんな中を3人の特殊清掃の方は入って行き、作業をすると考えるとひどい仕事です。しかし、これからの社会では1人暮らしの人が多くなっているだけに、絶対に必要な特殊清掃という職業となっていくと思います。私にはできる仕事ではないと思いました。
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特殊清掃は10時間、まる1日を要したそうです。親族の方が見つかるまでは遺品となる物は警察署に預けたり、特殊清掃の業者の倉庫にしまっておくそうです。そういった賃貸の部屋は現在でも空き室として、誰にも貸すことはしておりませんが、いずれはアパートも取り壊すことを考えていると言っておりました。
